キャトルエピスのチョコレート

産地別のカカオ豆の特徴をいかしたビーントゥバーチョコレートをはじめ、ケーキ、ソフトクリーム、チョコレート菓子をご用意しております。
店内ではケーキ2種をお選びいただき、チョコレートプレートもお召しあがりいただけます。
見た目もかわいいチョコレートを是非お試しください。
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キャトルエピスチョコレート 静岡店
※キャトルエピス静岡店に併設
休業日はキャトルエピス静岡店と同様
※ケーキは金土日のみとなります。営業:10:00-18:00
静岡市清水区天神2-6-4
TEL 054-371-5020
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キャトルエピスチョコレート 富士店
※キャトルエピス富士店に併設
休業日はキャトルエピス富士店と同様
営業:10:00-18:00
※ケーキは金土日のみとなります。
静岡県富士市瓜島町152-2
TEL:0545-55-3388
ビーントゥーバーとは?

キャトルエピスでは2017年からチョコレートの製造を本格的に始めました。それから3年、4回目のバレンタインにはビーントゥーバーに切り替えることを決めました。ビーントゥーバーとはカカオ豆を仕入れてからチョコレートになるまでの全ての工程をひとつの工房で行うことです。
アトリエデセールの「その食材の一番おいしい状態を知って食べる」という目的を考えた時に、やはり果物や卵などと同じようにチョコレートについても、カカオ豆がどこからきてチョコレートがどのように出来ているのか、どういう思いで作られたものなのかを知ることでおいしさも変わり、また味以上のものを伝えることが出来るのではないかと考えました。
カカオ豆は産地によって味や香りが異なり、酸味・苦み・渋みにそれぞれの個性があります。特色をどう活かすか、その方向性を自分たちで決められることがビーントゥーバーの強みでもあります。「ここにしかないものづくりをすること」、これはキャトルエピスとして大切にしていることです。自分たちだけの味をつくり、さらにこれからは今年作ったベースの味に地元の食材などをプラスして「カカオの産地×静岡」のコラボレーションも考えています。
ビーントゥーバーでチョコレートを作ることはお菓子作りよりももっと正確性が必要になります。しかしカカオ豆のコンディションは1年を通して安定しているわけではありません。一番おいしい状態に持っていくには豆の状態を見極めて、焙煎時間やコンチングの状態を調整していく必要があります。ガラス張りのチョコレート工房ではまるで実験のような光景も見られますが、まさにチョコレート作りは化学と同じです。これからこの工房ではワークショップなどを行い、お客様にもチョコレートの奥深さを知ってもらいたいと思っています。
また、ケーキの原材料としてのチョコレートを自分たちで作ることで、お菓子屋キャトルエピスの可能性も広がります。お菓子に合わせてチョコレートを作れるなんて、おいしくなること間違いなしだと思いませんか?
Bean to Bar
チョコレートができるまで
カカオ豆を取り出す
カカオの実からカカオ豆を取り出し、良質なものを選別します。
発酵・乾燥
発酵により渋みや苦みを抑えて豆の発芽を止め、乾燥させます。ここまでは生産国での工程です。
豆の品質を確認
異物や状態が悪い豆が入っていないかチェックします。
焙煎
産地別に焙煎します。それぞれが持つ風味と香りを引き立たせます。
中身と殻を分ける
余分な薄皮をはがすため豆を粗めの粒状にします。
粉砕
風で豆(ニブ)と薄皮を分けます。機械で分けたあと肉眼でもチェック。皮が残ると風味が変わってしまいます。
ペーストにする
荒く砕いた豆を磨り潰します。カカオバターと呼ばれる脂肪分が出てなめらかなペースト状になります。
コンチング(練り上げ)
熱を加えながらさらに長い時間、石のローラーで練り上げてなめらかさを出します。ここで砂糖も加えます。
テンパリング(温度調整)
温度調整によりカカオバターの結晶を安定させます。つやや口溶けの具合が決まります。
成形
型に流し込み、チョコレート専用の保管庫で冷やし固めます。